MOS Excel アソシエイト(一般レベル)で出題される関数
MOS Excel アソシエイト(一般レベル)の出題関数をまとめました。
詳しい使い方は、それぞれの関数の記事を参考にしてください。
Excelの関数とは?
Excelにおける関数とは、目的の計算に応じて最適化された数式のことを指します。
「+」などの演算子だけで行うには、限界がある場合や、非常に手間がかかる場合、また計算方法が分からない場合などに、Excel関数に指定された必要なデータを、適切に入力していくことで、関数が結果を返してくれます。
Excel関数に指定された必要なデータ、すなわち計算に必要なセル参照や、セル範囲、数値、文字列などを「引数」と呼びます。また、関数によって求められた結果の値を「戻り値」と呼びます。
どんな種類のデータを、引数に指定できるかはExcel関数それぞれで異なります。
関数には、それぞれ目的とする処理があります。例えば、「SUM関数なら合計の値を返す。」「AVERAGE関数なら平均の値を返す。」などです。MOSで出題される関数について、その関数が、何ができる関数なのかをしっかりと把握しましょう。
Excelの関数を、効率よく活用するのに大切な相対参照、絶対参照、複合参照について解説した記事はこちら
MOS Excel (一般レベル)出題関数
SUM関数
SUM(サム)関数は、合計を求める関数です。
SUM関数の記事はこちら
AVERAGE関数
AVERAGE(アベレージ)関数は、平均を求める関数です。
AVERAGE関数の記事はこちら
MAX関数
MAX(マックス)関数は、最大値を求める関数です。
MIN関数
MIN(ミン、ミニマム)関数は、最小値を求める関数です。
MAX関数、MIN関数の記事はこちら
COUNT関数
COUNT(カウント)関数は、数値が入力されているセルの個数を数える関数です。
COUNTA関数
COUNTA(カウントエー)関数、数値に限らずにデータが入力されているセルの個数を数える関数です。
COUNTBLANK関数
COUNTBLANK(カウントブランク)関数は、空白セルの個数を数える関数です。
COUNT関数、COUNTA関数、COUNTBLANK関数の記事はこちら
IF関数
IF(イフ)関数は、指定した条件を満たすか満たさないかによって、それぞれ異なる処理をすることができる関数です。
IF関数の記事はこちら
LEFT関数
LEFT(レフト)関数は、文字列の左から指定した文字数分の文字を抽出する関数です。
RIGHT関数
RIGHT(ライト)関数は、文字列の右から指定した文字数分の文字を抽出する関数です。
MID関数
MID(ミッド)関数は、文字列の指定した位置から、指定した文字数分の文字を抽出する関数です。
LEFT関数、RIGHT関数、MID関数の記事はこちら
UPPER関数
UPPER(アッパー)関数は、英字の小文字を大文字に変換する関数です。
LOWER関数
LOWER(ローワー)関数は、英字の大文字を小文字に変換する関数です。
PROPER関数
PROPER(プロパー)関数は、英字の単語の頭文字を大文字に、残りを小文字に変換する関数です。
LEN関数
LEN(レン)関数は、文字列の文字数を数える関数です。
UPPER関数、LOWER関数、PROPER関数、LEN関数の記事はこちら
CONCAT関数
CONCAT(コンカット)関数は、文字列を結合する関数です。
TEXTJOIN関数
TEXTJOIN(テキストジョイン)関数は、区切り文字を挿入しつつ、文字列を結合する関数です。
CONCAT関数、TEXTJOIN関数の記事はこちら
MOS Excelの試験で、関数を得点源にできるように頑張りましょう。
さらにMOSについて、勉強したい方は参考書を利用しましょう。