- 数値が入力されているセルの数を数えるCOUNT関数の使い方
- データが入力されているセルの数を数えるCOUNTA関数の使い方
- 空白のセルの数を数えるCOUNTBLANK関数の使い方
Excelでセルの数を数える関数を3種類、紹介します。
COUNT(カウント)関数、COUNTA(カウントエー)関数、COUNTBLANK(カウントブランク)関数です。
それぞれ数えられるセルの条件が違うので、確実に理解しましょう。
また、Excelにおける関数入力を効率化する「Tab」キーの使い方についてはこちらを参考にしてください。
https://hayabusa-mosblog.com/702/
COUNT関数
COUNT関数は、数値が入力されているセルの個数を求める関数です。
指定した範囲の数値が入力されているセルを認識する一方、文字列が入力されているセルや、空白のセルは認識しません。
次のような例で、COUNT関数の使い方を確認しましょう。
COUNT関数を使用して、上のような範囲を指定すると、COUNT関数は3を返しました。
これは選択した範囲のうち、数値である「1」,「2」,「3」を認識し、数えたためです。
文字列である「A」,「B」,「C」,「D」や、空白セルは数に入っていません。
COUNTA関数
COUNTA関数は、データが入力されているセルの個数を求める関数です。
COUNT関数が数えられるのは、数値が入力されたセルのみでしたが、COUNTA関数は数値以外でも文字列など何かしらのデータが入力されていれば、そのセルを認識します。
ただし、COUNT関数と同様に空白セルは認識しません。
COUNTA関数を使用して、上のような範囲を指定すると、COUNTA関数は7を返しました。
これは選択した範囲のうち、数値である「1」,「2」,「3」および、文字列である「A」,「B」,「C」,「D」を認識し、数えたためです。
その一方で、空白セルは数に入っていないことが分かると思います。
COUNTBLANK関数
COUNTBLANK関数は、空白セルの個数を求める関数です。
COUNTBLANK関数は、COUNT関数や、COUNTA関数が数えることのできない空白のセルを個数を返します。
COUNTBLANK関数を使用して、上のような範囲を指定すると、COUNTBLANK関数は2を返しました。
これは選択した範囲のうち、空白セルを認識し、数えたためです。
COUNT関数や、COUNTA関数とは異なり、数値や文字列が入力されているセルはカウントされていません。
さらにMOSについて、勉強したい方は参考書を利用しましょう。