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【Excel】JIS関数、ASC関数で全角/半角を統一する【小技】

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この記事で分かること
  • JIS関数を使用して、半角文字を全角文字に変換する方法
  • ASC関数を使用して、全角文字を半角文字に変換する方法

Excelで、JIS関数により半角文字→全角文字への変換、およびASC関数により全角文字→半角文字への変換を行う方法について紹介します。

全角文字、半角文字をどちらかに統一したい場合に便利な方法です。

JIS関数で半角文字を全角文字に変換する

英語やカタカナには、全角文字と半角文字が存在します。

全角文字、半角文字でで入力されているものが混在してる場合に、JIS関数を使用することで、全角文字を半角文字に変換することができます。

以下の例で、「AABBCCDDEE」という文字列を全て全角文字にしてみようと思います。(「A」,「D」,「E」,が全角文字、「B」,「C」が半角文字となっています。)

「AABBCCDDEE」が入力された「B2」セルに対して、JIS関数を適用すると、英語が全て全角文字となり、「AABBCCDDEE」と出力されました。

全角文字が存在しない半角文字は、JIS関数を使っても、そのまま半角文字のまま出力されます。

「123」などの半角文字の数字や「+」などの半角文字の記号、「アイウエオ」などの半角文字のカタカナも、JIS関数により全角文字に変換することができます。

ASC関数で全角文字を半角文字に変換する

JIS関数は半角文字を全角文字に変換しましたが、ASC関数はその逆で、全角文字を半角文字に変換することができる関数です。

先ほどと同様の「AABBCCDDEE」という文字列を、今度は全て半角文字にしてみようと思います。

「AABBCCDDEE」が入力された「B2」セルに対して、ASC関数を適用すると、英語が全て半角文字となり、「AABBCCDDEE」と出力されました。

ASC関数も、英語に限らず全角文字の数字や記号、カタカナを半角文字に変換することができるので、有効に活用していきましょう。